みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
セミの声を聞きながら、ベタベタ汗に苦戦して毎日過ごしております。汗は蒸発する時に熱を下げてくれるので、大切な機能なのは分かるのですが、不快指数100%。。。汗をかいたら、水分とミネラル摂取をこまめに摂ってくださいね。
人にとっても怖い熱中症。日頃お留守番している事が多いワンコにとっても危険な季節がやってきました。
最悪、命を落とす熱中症
人は汗をかいて体温調節していますが、ワンコは舌を出しハァハァして(パンティングと言います)体温調節をしています。唾液を蒸発させて体内の熱を下げているのです。ワンコの汗腺は肉球辺りにしかないので、体は汗をかけません。汗での体温調節が出来ないワンコは私たち以上に夏が苦手。床やタイルの上で体を伸ばして寝ているのも、少しでも体を冷やすためのワンコの大切な知恵なのです。
「うちの子は暑い時期でも元気よ」と言うご家庭もいらっしゃるかもしれません。実際、夏真っ盛りでも元気いっぱい!のワンコを見かけます。ふしぎですよね。では、どの犬種が熱中症になりやすいのでしょうか? ペット保険のアニコムさんの資料を元に調べてみました。
熱中症になりやすい子
1位 フレンチブルドッグ
2位 ゴールデンレトリーバー
3位 ラブラドールレトリバー
4位 ポメラニアン
5位 ヨークシャテリア
参考:アニコム家庭どうぶつ白書2013
※特に、太っている子やシニア犬などは要注意です。
熱中症にならない為に対策をとりましょう
気温が高い日は湿度が低くても発生し、湿度が高い日は気温が低くても熱中症を発生している傾向がみられるようです。
参考:アニコム家庭どうぶつ白書2013
室外飼育の場合
- 日陰を数か所作る。(時間の経過と共に日陰の位置も変わってくるため)
- 飲み水を数か所にタップリ用意する。(水皿をひっくり返したとしても安心です)
バケツなど深い容器に水をタップリ入れて用意してあげて下さい。重みがあるのでひっくり返し難くなります。また、ワンコが足を入れて体を冷やす事も出来ます。 - リードに繋いでいる子の場合、継ぎ足し等してリードをなるべく長めにし、ワンコが好きなように移動できるようにしてあげる。
- 犬舎は、風通しの良い場所に移動し、直射日光が当たらない様に“よしず”などを建て掛け日陰になるように工夫する。
室内飼育の場合
- エアコンを活用する。(最適温度は26℃前後・最適湿度50~60%)
- エアコン+扇風機で空気を循環させる。
- エアコンが設置されている部屋は涼しいですが、隣の部屋まで冷やしたい場合、仕切り戸を開けていても隣の部屋まで冷たい空気が送られていない場合があるので、扇風機の位置も工夫しましょう。
- 湿度が高くならないように、窓を開けるか換気扇をつける。(エアコンの冷気を逃がさない程度の幅で)
- 飲み水を数か所に設置する。
- トレイの上に(水を入れて)凍らせた2ℓペットボトルを置いておいたり、洗面器や大皿に大きい氷ブロックを入れておく。(結露をなめたり、トレーに溜まった水をのんでクールダウンできます。)
- 日光の当たる場所にサークルを置かない。
大きな氷ブロックや凍らせたペットボトルは冷房のかわりになります。
※室内飼育のワンコは、基本サークル内でのお留守番だとは思うのですが部屋の中で自由に行き来できるワンコは扇風機のコードをイタズラしたりしない様注意が必要です。
災害やイタズラ等、お留守番させるのが心配な方へ“クローク(一時預かり)”も随時受け付けております。是非ご活用ください。
※お部屋数に限りがございますので、お電話のご予約をオススメいたします。
わんちゃんの大きさ | クローク料金(1時間税込) |
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超小型犬・小型犬 | 210円 |
中型犬 | 315円 |
大型犬 | 420円 |
“専用ドッグランにてノーリードで思いっきりあそぼう!”1回500円(1時間程度/税込)
ドッグランはオプションとなっております。ご希望の方はお預かりの際にお申し込みください。